ホーム

アクセス・お問い合わせ

〒980-8579
宮城県仙台市
青葉区荒巻字青葉6-3-09

Tel&Fax: 022-795-4564

Email: こちら

研究室の紹介

認知心理情報学和田裕一准教授新国佳祐助教

blank 本分野では,知覚プロセス(五感のメカニズム)や注意(知覚情報の取捨選択),記憶,イメージ,感性など様々な認知処理の特性に関して、主として実験心理学的手法による研究を行っている。また,コンピュータの利活用における心理学的諸問題に関する研究も行っている。主な研究テーマは以下の通り。

視覚伝達に関する認知心理学的研究
 情報化社会といわれる現代では,メディアを飛び交う情報の種類や量はこれまでにない増加をみせている。このような状況の中で,膨大な情報を的確に整理し有効に伝達する視覚情報の役割はますます重要度を増してきている。さらに,スマートフォンやタブレット等の携帯端末,デジタルサイネージと呼ばれる電子広告媒体の普及は,これまで紙媒体が中心であった視覚伝達における表現やデザインのあり方を変容させつつある。本研究テーマの目的は,多種多様な視覚デザインをわれわれがどのように認知し,そこにいかなる感情や動機付けを見出すかについて実証的に検証することである。主にマンガやWEBデザイン,ダイアグラム等を対象として,アイトラッキングや心理物理学的手法を用いた実証研究に取り組んでいる。

ICT利活用がユーザーの心理面に及ぼす影響に関する研究
 今後ますます進展する高度情報社会を見据え,情報活用リテラシー,ユーザビリティ,デジタル・ディバイドなどいった現在の情報環境を取り巻く諸問題を検討していくことが重要な課題となっている。本研究テーマは,パーソナルコンピュータ(PC)やタブレット端末,スマートフォンといったICT機器やインターネット検索,電子メールやSNS等のサービスの利用が生活の質や精神的健康に及ぼす影響に関して調べることを目的としている。特に,情報弱者として称されることの多い高齢者ユーザーを対象として,PCの利活用が高齢者の精神的健康 やQOL(quality of life)の向上にいなかるかたちで寄与しうるかという問題に対して,質問紙調査やインタビュー調査等を用いてアプローチしている。

コミュニケーション心理学邑本俊亮教授

blank  本分野では,人間の言語コミュニケーション活動(読む,書く,話す,聞く)の認知過程や学習・記憶に影響を及ぼす諸要因に関して,主として実験心理学的手法による研究を行い,得られた成果を教育や防災などさまざまな領域における実践に応用することを目指している。主な研究テーマは以下の通り。

言語理解に関する認知心理学的研究
 人間のコミュニケーションの大きな特徴は言語の使用である。コミュニケーションの送り手は言語によって意味を伝え,受け手はそれを理解する。本研究テーマの目的は,人間が言語情報をどのように処理し,理解しているのか,その心内メカニズムをさまざまな実験手法を用いて解明することである。具体的には,単語認知を成立させる要因,文の統語解析の認知過程,文章や談話を理解する過程と記憶表象などについて,心理実験,アイトラッキング,脳波計測などの手法を用いて研究している。

効果的な教育・学習方法に関する研究
 現在,教育現場では,伝統的な講義型授業に加えて,教師と学習者の双方向的な教育,あるいは学習者の主体的な学びを促すためのアクティブラーニングなどが盛んに導入・実践されている。本研究テーマは,多様化する教育場面における教育の効果を検証しつつ,効果的な教育方法を提案することを目的としている。大学生あるいは小学生を対象に,学習方略の違いによる学習効果の比較検証や有効な授業デザインなどに取り組んでいる。また,教育内容として防災・減災教育への応用も視野に入れている。その関連で,起震装置と近赤外分光(NIRS)装置を用いた脳機能イメージング研究も展開している。

最近の修了生の論文テーマ

修士論文
物語理解における登場人物の感情のオンライン推論に関する研究
幼児の描画における領域の生成とそのつまずきの構造に関する研究
音手がかりによって想起される自伝的記憶の特性に関する研究
リスク・コミュニケーションにおける伝達情報の認知
偶発学習における背景音の種類が環境文脈依存効果に与える影響の検討
物語のテーマ理解に関する研究 ―日本人と中国人の比較―
ヲ格とニ格を伴う日本語文の産出における基本語順と構造的プライミング効果
中国における自然災害に対する防災教育の現状と津波防災教育に向けての基礎実験
家具デザインの印象に関する感性工学的研究 ―“あたたかい”テーブルのプライミング効果に着目して―
色が製品の印象に与える影響 ―ペットボトル緑茶飲料と携帯電話を対象として―
日本のマンガの場面描写の分析 ―コマの表現法の時代の変遷―
両眼視野闘争の知覚交替に及ぼす刺激布置要因の影響
両眼視野闘争における複数顔画像の知覚交替タイミングからみた顔知覚の全体処理
高校生によるICTを活用した協調的問題解決の特徴
高齢者のPC学習に関する意識調査と現状分析


博士学位論文
学習者の手続き的知識の獲得を促す説明活動のあり方 ―コンピュータ操作技能に注目して―
児童の説明文読解におけるマクロ処理 ―その処理過程とワーキングメモリ容量の少ない読み手への補償可能性―
アイロニー理解に関する認知心理学的研究
協同問題解決を行う成員の満足感についての検討
患者向け文書の適切性に関する研究 ―インフォームド・コンセントのための説明文書のわかりやすさと安心感を中心に―
中国語母語話者の日本語語彙学習に関する認知心理学的研究 ―効果的なCALLシステムの構築に向けて―
小学校児童の技能の達成と認識の変容に関する研究
日本語文理解における読点の役割についての認知心理学的研究
Crossmodal attentional links between vision and touch in the perception of nonspatial features
視覚・触覚間における運動情報のクロスモーダル統合
ダイアグラムパターンの視覚効果に関する認知心理学的研究
ケータイメール利用が現代青年の友人関係構築に及ぼす心理的影響
パーソナルコンピュータ利用に対するユーザーの態度と活用実態

Copyright © 東北大学大学院情報科学研究科 認知心理情報学分野・コミュニケーション心理学分野. All Rights Reserved.